3日間集中の夏期講習があって、参加させていただいたのです^^
楽しかった~♪
先生は若くてきれいな女性で、しかも気さくで男前な感じの方。
お名前は院展で何度も拝見していて、素晴らしい絵も印象に残っている方で、一度はお会いしたかった方です。
時節柄か、たまたま生徒さんも少なくて、いろいろ質問もできて沢山のことを教えていただいた。
筆の使い方などは、これから水彩画を描くときにも効果が現れそう。
今回は和紙を使って、地模様を「揉み紙」で作ったのですが、私は地塗りを濃くしすぎてしまって大きく白地が剥落。他の方は上手に細かなシワシワのマチエールを作っていました。
その、揉み紙をパネルに張り込んだ状態が↓コチラ↓
携帯で撮ったのでちょっと暗くてぼやけ気味ですm(__)m。
その後・・・
モチーフの竜胆をスケッチ
↓
スケッチをトレース
↓
トレースしたものを揉み紙張りパネルに転写
↓
転写に沿って、墨で骨書き
↓
胡粉で部分的に下塗り
↓
岩絵の具で彩色
↓
砂子で装飾
竜胆
2012-0822~0824F3パネル+和紙に 岩絵具+砂子
写真ではちょっと派手な青に写っちゃってますが、もう少し濃くて暗い青です。
砂子は控えめに付けました。
初めてにしては、なかなかいい感じに仕上がったと思っています(自己満足もたまには必要!)。
水彩画と変わらないつもりでエントリーしたのですが、岩絵具ってやっぱり特殊技術だわ~
特に粒の荒い濃い色は扱いが難しい(^^;)
筆にぼってりとまとわりついて細かいところが描けない・・・
(画材屋さんに行くと、固形の顔彩が売っていて、あれでやるのだと思っていたら、大違いだった。)
それに比べると、一番粒子の細かい白(一番粒子の細かい岩絵具を‘白:びゃく’というのだそうです)、は扱いやすいです。細かいところも塗れるし、塗り重ねも容易で効果が計算しやすい。
日本画に淡い色合いを使ったものが多いのに合点がいきました。
9月には上野で院展があるので、じっくり研究してきたいと思います。
来年の夏も是非参加したいなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿