2012年8月25日土曜日

【日本画】竜胆 はじめての日本画に挑戦!

初めての日本画に挑戦しました。
3日間集中の夏期講習があって、参加させていただいたのです^^
楽しかった~♪
先生は若くてきれいな女性で、しかも気さくで男前な感じの方。
お名前は院展で何度も拝見していて、素晴らしい絵も印象に残っている方で、一度はお会いしたかった方です。
時節柄か、たまたま生徒さんも少なくて、いろいろ質問もできて沢山のことを教えていただいた。
筆の使い方などは、これから水彩画を描くときにも効果が現れそう。

今回は和紙を使って、地模様を「揉み紙」で作ったのですが、私は地塗りを濃くしすぎてしまって大きく白地が剥落。他の方は上手に細かなシワシワのマチエールを作っていました。

その、揉み紙をパネルに張り込んだ状態がコチラ
携帯で撮ったのでちょっと暗くてぼやけ気味ですm(__)m。



その後・・・

モチーフの竜胆をスケッチ
 ↓
スケッチをトレース
 ↓
トレースしたものを揉み紙張りパネルに転写
 ↓
転写に沿って、墨で骨書き
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胡粉で部分的に下塗り
 ↓
岩絵の具で彩色
 ↓
砂子で装飾


竜胆
2012-0822~0824
F3パネル+和紙に 岩絵具+砂子



写真ではちょっと派手な青に写っちゃってますが、もう少し濃くて暗い青です。
砂子は控えめに付けました。

初めてにしては、なかなかいい感じに仕上がったと思っています(自己満足もたまには必要!)。

水彩画と変わらないつもりでエントリーしたのですが、岩絵具ってやっぱり特殊技術だわ~
特に粒の荒い濃い色は扱いが難しい(^^;)
筆にぼってりとまとわりついて細かいところが描けない・・・
(画材屋さんに行くと、固形の顔彩が売っていて、あれでやるのだと思っていたら、大違いだった。)
それに比べると、一番粒子の細かい白(一番粒子の細かい岩絵具を‘白:びゃく’というのだそうです)、は扱いやすいです。細かいところも塗れるし、塗り重ねも容易で効果が計算しやすい。
日本画に淡い色合いを使ったものが多いのに合点がいきました。
9月には上野で院展があるので、じっくり研究してきたいと思います。

来年の夏も是非参加したいなあ。





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