沢山の絵を見ながら、限られた長方形（まれに正方形）のサイズの中をどのようにして広げていくのか、内容とキャンバスサイズのバランスなど、いろいろと勉強してきました。
「写真を見ながらただ描いているひと塗りの絵」と、「構図を練って推敲しながら筆を重ねている絵」の違いがなんとなく分かってきました。
（これまで、歴史で習うような古典絵画しか見てこなかったので、ルーベンスでもラファエロでもないダヴィンチでもない現代の日本人の描く絵については、あまりじっくり考える機会がなかったのです。）
同じサイズの絵でも、大きく見える絵と小さく見える絵があって（いいとか悪いとかってことではなく）、これも画家の作戦なのだなあと感じたり。
額縁もこれまた絵を大きく見せたり小さく見せたり。
額縁も含めて絵なのだなあと改めてしみじみ思いました。
だからと言って、絵を描くたびにそれに合う額縁を買えるわけでもないのだけれど(-_-;)
さて、そんなこんなで今日は絵を描いていないので、昨日描いた中から。
今日の一枚です。
シロナガスクジラの旅立つ日II
2013-0622～
F3キャンバスに油彩
実物はもう少し淡い色合いな気がします。
さすがに、構図は違っても同じモチーフで２度目になるとそれなりに前回よりはスムーズに進んでいます。
少年とワンコ以外は、２回目の塗りを終え、大体固まってきました。
企画展まであと3週間とちょっと。
他にも描かなくてはならないので、間に合うかどうかちょっと不安だなあ。
うーん、膝が痛くてちょっとまずい感じだ。
雨の所為だといいんだけどな。
明日立てるかしら(-_-;)
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